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⚖️5回 加重平均

キャッシュの計算はぜんぶコレ。期待値の入口

🔓 この講座で解けるようになる問題:キャッシュ実効アクセス時間・期待値の問題

1. ふつうの平均との違い

テスト2回の平均は (80+60)÷2 = 70。これは2回の「重み」が同じだから。 でも「80点が9回、60点が1回」なら? (80×9 + 60×1) ÷ 10 = (720+60)÷10 = 78 回数(重み)が違うときは、重みを掛けてから足す。これが加重平均です。

2. 割合で書き直すと

さっきの例は「80点が90%、60点が10%」とも言えます。すると、 平均 = 80×0.9 + 60×0.1 = 72 + 6 = 78 【値 × その割合】を全部足す——この形が本番で使う形です。割合の合計が1(100%)になっていることを必ず確認。

3. キャッシュの実効アクセス時間

FE頻出問題はこうです。 「キャッシュメモリのアクセス時間10ナノ秒、ヒット率90%。主記憶のアクセス時間100ナノ秒。実効アクセス時間は?」 90%は速い方(10ナノ秒)、残り10%は遅い方(100ナノ秒)に当たるので、 実効アクセス時間 = 10×0.9 + 100×0.1         = 9 + 10 = 19ナノ秒 公式に見えますが、ただの加重平均です。「速い方×ヒット率 + 遅い方×(1−ヒット率)」。

4. これが「期待値」

実は今やった計算、数学の言葉で「期待値」といいます。 期待値 = (値 × その確率) をぜんぶ足したもの 「サイコロの出目の期待値は?」も「宝くじの平均いくら当たる?」も同じ計算。FEでは期待値という名前で確率の問題にも出ますが、中身はこの加重平均と同じです。

📌 これだけ覚える

  • 加重平均=【値×割合】を全部足す
  • 割合の合計は必ず1になる
  • 実効アクセス時間=速い方×ヒット率+遅い方×(1−ヒット率)
  • 期待値も同じ計算(値×確率の合計)
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読んだ直後に解くのがいちばん定着します

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