🎲 第6回 確率と組合せ
サイコロから稼働率まで。掛けるか、1から引くか
🔓 この講座で解けるようになる問題:確率・組合せ・稼働率(直列/並列)の問題
1. 確率の基本
確率 = 起こる場合の数 ÷ 全部の場合の数 サイコロで偶数が出る確率 = 3÷6 = 1/2。 確率は0(絶対起きない)〜1(必ず起きる)の間の数です。%で言えば0%〜100%。
2. 「両方起きる」は掛け算
コインを2回投げて2回とも表が出る確率は? 1/2 × 1/2 = 1/4 独立に起きることが「両方とも起きる」確率は掛け算。 これ、稼働率の直列システムと同じです。装置A(稼働率0.9)と装置B(稼働率0.8)が直列につながっているとき、両方動いていないとシステムは動かないので、 直列の稼働率 = 0.9 × 0.8 = 0.72
3. 「少なくとも1つ」は1から引く
並列システム(どちらか片方でも動けばOK)の稼働率は、まともに考えると場合分けが大変。そこで裏側から攻めます。 「少なくとも1台動く」の反対は「全部止まる」。 装置A・Bとも稼働率0.9なら、両方止まる確率 = 0.1×0.1 = 0.01 よって並列の稼働率 = 1 − 0.01 = 0.99 「少なくとも」と見たら1から引く。FE最重要テクニックのひとつです。
4. 組合せ(nCr)
「5人から2人を選ぶ選び方は何通り?」のような問題は組合せ。 5C2 = (5×4) ÷ (2×1) = 10通り 作り方:上の段は5から始めて2個掛ける(5×4)、下の段は2から1まで掛ける(2×1)。 7C3なら (7×6×5)÷(3×2×1) = 35。 選ぶ「順番」を区別するなら順列(5P2 = 5×4 = 20通り)。「並べる」なら順列、「選ぶだけ」なら組合せです。
📌 これだけ覚える
- ✅確率=起こる場合÷全部の場合
- ✅両方起きる=掛け算(直列の稼働率)
- ✅少なくとも1つ=1−全部ダメな確率(並列の稼働率)
- ✅nCr は上下に掛けて割る(5C2=(5×4)÷(2×1))
読んだ直後に解くのがいちばん定着します
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